ばね指とは?

ばね指とは

手の筋肉は指先に行くほど細くなり、指先にはが到達します。そして腱が引っ張る事で指の曲げ伸ばしをする事が出来ます。曲がる指から腱が飛び出さないように押さえる役割が腱鞘と言いトンネルの様な役割をしているため、強く握っても腱が飛び出してくる事がありません。

ところが、腱の一部が肥厚してそのトンネルにひっかかると炎症が起きて痛みが出ます。酷くなると強くひっかかりなかなか戻らない状態になり、ある一定以上のところからパチッと戻る現象をばね指といいます。

ばね指の原因は?

ばね指の原因は

中高年の女性妊娠・出産後の女性に多くみられ、また他にもパソコンや手をよく使う仕事握る作業の多い方に多く発症します。

これにはホルモンのバランスに関係するとも言われており指の曲げ伸ばしが多く発生する事で腱と腱鞘が擦れ合いそれによって炎症がおこる事で痛みが発生します。そして肥厚する腱とのひっかかりが強くカクンとひっかかり戻る時の痛みが強くなるとばね指が発症します。

一般的な対処法と当院の違い

一般的な対処方法としては

 

病院での保存療法

① 安静

② 固定(プラスティックキャスト)

③ 注射

 

保存療法で治療を進める場合、主にこの方法で行われ注射鎮痛剤を使って炎症の緩和を目指していきます。なかには湿布と塗り薬だけで終わってしまう事も少なくありません。

 

当院では

① ストレッチ

② 筋肉調整

③ 消炎処置

④ 関節滑り運動

⑤ 固定

 

指の曲げ伸ばしを出来るだけ安静にして腱と腱鞘の摩擦を最小限に抑え炎症の発症を押さえます。関節の調整をして滑り運動を行い、腱鞘の通過時のひっかかりを減少させていきます。時にはプラスティックキャストで固定し安静にします。

しかしこの方法は手が自由に使えないので不自由に感じてしまう方も多いのが現状です。

ストレッチはセルフケアにも非常に有効ですので施術後に自宅でやって頂くご指導をさせて頂いております。鎮痛の効果もありますのでお勧めします。

 

 

手術療法

色々試したけどなかなか良くならない場合は肥厚した腱鞘部を切開して広げる手術をします。

 

  • 指がひっかかって痛む
  • 病院に通い薬だけ塗っている
  • 指の変形が目立つようになった

彩り接骨院・整体院